甘いものを食べる手が止められない、止まらない!
甘いものを食べることをやめられない!
甘い物を食べる手を止める方法と考え方ってある?
これらのお悩みにアドバイスします!
・甘いものが止まらない理由
・甘いものを取りすぎると、どうなる?
・甘い物を食べる手を止める方法と考え方
突然ですが私は10代の頃、恐ろしいくらいお菓子と甘いものが大好きで、3食のうち1食を必ずお菓子だけで済ませていた、という経歴の持ち主です(笑)
1日中甘いものしか食べなかったことも・・。
ただただ甘いものを食べる手が止まらなかったです。
しかもそのときは甘いものを食べまくることに罪悪感を感じていなかったです。
大好きだから食べてもいいじゃん!!的な思考。
しかし!!
大人になってから色々なことに気付かされました。
確実に健康を害しています(お肌も)。
お菓子と甘い物の食べ過ぎは本当によくありません。
そんなこと分かっていても・・・甘いものを食べる手が・・・
とめられない!やめられない!止まらない!
そういう状況でお悩みの方はいると思います。
お菓子と甘いものはそう簡単にはやめられません。なぜなら私も経験していますから。
けれども今は甘いもの・お菓子欲を克服をしました!
今回は私が実際に試した、甘い物を食べる手を止める方法と考え方をお教えします。
考え方1つで、もしかしたら止められるかもしれません。ダイエット中の方も必見です。
まずは、なぜお菓子や甘いものを食べることが止まらないのか、それにはきちんとした理由があります。
自分はどれに当てはまるのか、その理由を理解して原因を追究しましょう。一般的に言われている、甘いものを食べることが止まらない理由を3つ簡単にまとめると以下になります。
・砂糖依存症「マイルドドラッグ」
・ストレス
・月経前症候群「PMS」
砂糖依存症「マイルドドラッグ」
砂糖依存症とは「甘いもの中毒」のことです。
スナック菓子よりは甘い物(チョコやケーキ)が特にやめられない、という人は「砂糖依存症」の可能性があります。砂糖は「マイルドドラッグ」と呼ばれるほど、高い依存性があるといわれています。
- 甘いものを食べたい衝動が止まらない。
- 甘いものを食べないと落ち着かない。
- 甘いものを我慢しているとイライラする。
- ストレスを感じると甘いものが食べたくて仕方なくなる。
他にも疲労やうつ病などにも似た倦怠感などの症状が出やすくなる傾向もあるといわれています。
<砂糖依存症に陥るメカニズム>
引用元:新宿ストレスクリニック「 甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について 」
食べ物から摂取された糖質(ごはんなどの炭水化物、ケーキなどの甘いもの)は体内の消化酵素によって分解され、ブドウ糖に変化します。血中に溶け込んで全身をめぐり、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)を上昇させます。糖の中でも砂糖は分子が小さいために体内でブドウ糖に分解されやすく、特に栄養を吸収しやすい状態にある空腹時に砂糖を摂取すると血糖値が急上昇します。
その結果、血糖値を下げる働きのあるインスリンが一気に分泌され、血糖値が急低下します。いわゆる低血糖が引き起こされます。体が低血糖になると、脳はそのエネルギー不足を「お腹が空いている」と勘違いし、「糖分を摂取して血糖値を上げろ」と指令を出します。
つまり、砂糖を急激にたくさん摂ると逆に血糖値が下がり、お腹が空いているわけでもないのに繰り返し「砂糖=甘いもの」を食べたくなる、という現象が起きるのです。
私は確実に10代から20代前半の頃、砂糖依存症でした。
ファミリーパックのお菓子を3つほど買うと、これら全て2~3日で食べきっていました。
一種類ずつではなく一気にです。
ゴミ箱が常にこれらのお菓子の袋でいっぱいでしたね。
本当に甘いものが止まらなかった・・・。
ストレス
「疲れたときには甘いもの」「頭を使ったら甘いもの」。
甘いものを欲したくなるときは人それぞれです。
そして「ストレスが溜まったら甘い物」!このパターンの人も多くいます。
ではなぜストレスを感じると甘い物が食べたくなるのでしょうか? 実はそれには、幸せホルモンとよばれている「セロトニン」が深く関係していると言われています。
甘いものやご飯などの糖質を摂ると、血糖値が上がります。そして、上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンには血糖値を下げる働きがあるのですが、同時に、体内でタンパク質をつくる働きもあるのです。タンパク質はアミノ酸からできるので、体内で多くのアミノ酸が使われ減少することによって、トリプトファンの比率が高くなります。
その結果、セロトニンが一時的に増加するのです。そのため、甘いものを食べることによって、一時的な快楽を感じることになるのです。ただし、あくまで、インスリンによってトリプトファンの比率が高まっているだけで、量が増えている訳ではないため、一時的な快楽に過ぎません。
引用元:eltha「 ストレスで甘いものが欲しくなる? 幸せホルモンを味方につける方法 」
https://beauty.oricon.co.jp/column/462/
一時的な快楽を得るために、ストレスから甘いものを欲したくなるということです。
ストレス過多の方が甘いものに依存してしまうケースの一つですね。
私は仕事でめっちゃ疲れた日やイライラすることがあったときなど、チョコレートを爆食いします。
ストレスで甘いものが欲しくなるのは、とってもよく分かります。1個食べだすと止まらないこともしばしば。
しかし今はコントロールできるようになっていますよ!
月経前症候群「PMS」
月経(生理)の前にはどうしてもイライラしてしまったり、甘いものが無性に食べたくなったりしますよね。
これは、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状です。
・PMS(月経前症候群)とは
月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、月経(生理)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。
引用元:知ろう、治そう、PMS「PMSって?」
女性のみに起こる症状ですね。
生理前はインスリン(血糖値を下げるホルモン)の効果が低下し、血糖値が上がるため、この上がった血糖値を下げるために普段より多量のインスリンが必要になります。
引用元:知ろう、治そう、PMS「 どうしてPMSになるの? 」
そのため、食事から2〜3時間後に低血糖を生じやすく、甘いものが食べたくなるなどの症状がでることがあります。
PMSの症状は200以上もあると言われていますが、甘いものが食べたくなる原因もその一つだと言われています。
みんながみんな、甘いものが止まらない理由として以上の3つに当てはまるとは一概に言えませんが、1つの参考にしてみてください。
砂糖依存症だから、ストレスが溜まっているから、PMSだから・・・これらは甘いものやお菓子をたくさん食べて良い理由にはなりません。
実際に甘いものを取りすぎるとどうなるのか?
「太る」だけではありません。
過剰摂取により、体に起こる変化を知らない人もたくさんいると思います。
甘いものをたくさん食べてはいけない理由は、その後の体への影響にあります。
・肥満
・糖尿病
・うつ病
・アルツハイマー
・動脈硬化
・腎臓病
・肝障害
・骨粗鬆症
・白髪
・肌のたるみ、しわ、くすみ
これらは生活習慣や遺伝的な要素なども関係する疾患で、砂糖の過剰摂取だけが問題ではありません。しかし、砂糖もひとつの原因になることは覚えておく必要があるでしょう。
引用元:新宿ストレスクリニック「 甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について 」
調べてみたところ、これだけの影響が起こると言われていることが分かりました。
それだけではありません。
甘いもの過剰摂取→脂質異常症→心筋梗塞や脳梗塞になるリスクアップという負の連鎖もあり得ます。
ちなみに私はかれこれずっと脂質異常症です。甘いものを食べまくっていたし止まらなかったときからずっと脂質異常症です。
遺伝の可能性も少しはありますが、甘いものの過剰摂取が要因になっていることは否めません・・。
しかし今はコントロールできるようになり、甘いものを食べすぎるということはなくなりました。(まだ脂質異常症は改善されていないけど)
次の項では私が実践した、甘いものをやめる効果的な方法をお教えします。
今までいろいろと調べて試してきた中でおすすめの方法4選です。
個人差はあると思いますが、私はこの方法と考え方が効果的でした!
この記事にたどり着いているみなさんなら誰しも経験があると思います。
「甘い物を食べる手が止まらない!」
ここからは私が克服した、その甘い物やお菓子に伸びる手を止めた効果的な方法・考え方について4つに簡単にまとめてみました。
・「糖化」により年齢とりも老ける事実を知る。
・ビタミン・ミネラルを摂取する。
・甘いものを身の回りに置かない。
・ストレスを溜めない。
では1つずつ見ていきましょう。
「糖化」により年齢とりも老ける事実を知る。
甘い物を食べ過ぎると年齢よりも「老ける」ってみなさんご存知ですか?
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつくことです。血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまいます。
引用元:OMRON「 老化の原因「糖化」を防止しよう 」
ストレス解消に甘いものが欠かせない、という人も多いのでは? ところが本書は「甘いものをとり過ぎると、細胞がコゲていく」と警告。コゲていく、なんてまるでホラーのようですよね。 「糖質(ごはんやパン、麺類などの主食や小麦粉製品、お菓子や甘味料、フルーツなど)を多く摂取し過ぎて、体内で使いきれずに余ると、血液中の糖(血中グルコース)が体内のたんぱく質に絡みつき、AGE(糖化最終生成物)という老化原因物質を生成してしまう」。これが医学に基づいた糖化の仕組みらしいのです。
引用元:女子SPA! 甘い物を食べ過ぎるとオバ顔に…。女医が教える「老けない食べ方」
老化促進の原因の1つは「糖化」です!
年齢よりも老けて見られる人、早くにシミが顔に出来てきた人・・・私です(泣)20代なのに30代に見られるのは慣れました。
甘いものを食べ過ぎると老ける、この事実を20代後半まで知りませんでした。
まだ若いからといって油断していると、すぐに体の表面に現れてきますよ!肌のたるみ、しわ、くすみとなって・・・
少し前に世界仰天ニュースで、およそ30年間まったく砂糖を食べていないオーストラリア人の女性(70歳)が紹介されました。
70歳に全く見えません!とっても美人でビキニだって着れちゃうスタイルの良さをキープしているんです!砂糖の影響力を物語っています。
この事実を知ってから、お菓子や甘いものを食べる量が極端に少なくなりました。
見た目に影響してくるとなれば話が別です!そんなの聞いてないって感じです!
急に一切摂取しないというのは、ストレスになってしまうので少量ずつ減らしていきました。
ファミリーパックの爆食いなんてまずなくなりましたし、ケーキバイキングも興味が無くなりました。
「糖化」により年齢よりも老ける事実を知ることにより、甘いものを食べる手にブレーキがかかれば良いです。
常日頃から美容には気を遣っている私にはとっても効果的でした。
ビタミン・ミネラルを摂取する。
ビタミン、ミネラルを豊富に含む食事を心がける
引用元:eo健康「 甘いものがやめられない!砂糖依存症 」
玄米や豚肉、野菜を中心としたビタミンB群やミネラルが豊富に含まれる食品を中心に摂取しましょう。これらの食材は甘いものの過剰摂取で不足した栄養素を補給し、脳が砂糖を求める悪循環を防ぎます。
脳が砂糖を欲しがってしまう負のサイクルに歯止めをかけてくれる「ビタミン」と「ミネラル」!
私の場合、健康を意識し出して野菜中心の食生活に変わった頃から、「甘い物ーー!お菓子ーー!」という欲求が無くなっていることに気付きました。
しかも肌のために併用してサプリメントで様々なビタミンを補っていました。
当時は気付いていませんでしたが、今思えばビタミンとミネラルのおかげかもしれません。
野菜中心の食生活にしたおかげで、より健康志向になり、甘いものは健康に良くないからと避けるようにもなりました。
このように「気付いたら、自然と」の状態で甘いものの摂取をセーブしていることが望ましいです。
しかし焦らないでください。
人間は無理して「絶対に甘い物やお菓子、砂糖は一切食べない!」という風にすると、 それに対するリバウンドの可能性が高くなり、逆に禁止された行動を取ってしまうそうです。
これも経験ある方多いですよね。
セーブすればするほど、我慢が出来なくなる。そして反動で爆食いする。
ビタミンとミネラルを食事から摂取して、健康的に甘いものを絶ちましょう。
甘いものを身の回りに置かない。
甘い物が食べたくなったときって、すぐに身の回りのお菓子を探し出しますよね。
そうなってしまったとき、身の回りに食べられる甘いものやお菓子があるからいけないんです。
それらを無い状態にすればいいんです!
その求める甘いものがないと、どうするかって?他の食品で済ませようとします。
手軽に食べられるチーズ、ミニトマト、ナッツ、海苔やキムチなど。甘いものよりはとっても健康的!
また「目だけが食べたい状態」もあります。
空腹も感じていない・なんとなくそこに甘いお菓子があったから・口が寂しかったから。
その状態で食べると、また欲しくなってしまいます。
なので目に留まる場所にない甘いもの・お菓子を無い状態にする!
甘いものを身の回りに置かない
引用元:新宿ストレスクリニック「 甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について 」
会社のデスクの引き出しやキッチンの戸棚など、目に入りやすい場所やすぐ手が届く場所にお菓子を置くのはやめましょう。また、通勤の行き帰りや待ち合わせ時など、なんとなくコンビニに寄ってしまうクセがある人は「コンビニに寄らないクセ」をつけましょう。コンビニ通いは甘いものを買ってしまう一番の原因です。
以外と効果的です。
家に甘いものがないときは、仕方がないから食べない・・という状態になれます!
どうしても食べたくなったら、甘いものの代わりに手軽に食べられるフルーツやドライフルーツ、さつま芋、栗も良いみたいです。
ストックしておくと意外とそれで満足するかも・・!試してみてください♪
ストレスを溜めない。
前項でも述べた通り、ストレスを感じると甘いものが食べたくなる人というのは存在します。私もそうです。
ストレスって本当にやっかいです。
本人の性格によってもストレスを溜めやすい人などもいますね。
ストレスは自分なりの解消法を見つけましょう!
できれば甘いものを食べないで済む方法で見つけましょう!
ストレスの発散方法は人それぞれです。
ちなみに私は好きな漫画本を読むこと。この時間だけは無になれて、あっという間に時間が過ぎていきます。そしてひたすら楽しい!
ストレスの発散がうまくできない、発散してもまたすぐに溜まってしまう、という場合はもういっそストレスの感じる環境から離れましょう!
ちなみに私は仕事のストレスが多大だったので、その仕事を辞めました。
辞めた途端、体の調子がすごく良くなり、バカみたいに食べていた甘いものを食べる習慣が無くなりましたね。
その頃は義務みたいに甘いものを摂取していましたが、健康的なご飯で満足していますよ。
いかがでしたか?
甘いものを食べる手を止める方法は参考になりましたか?
今回の記事をまとめると・・
甘い物を食べる手を止める方法と考え方
①「糖化」により年齢よりも老ける事実を知る
②ビタミン・ミネラルを摂取する
③甘いものを身の回りに置かない
④ストレスを溜めない
以上の項目はどれも私が実践して効果のあった、甘い物を食べる手を止める方法と考え方です。
調べると色々なところで有効的だと言われていることが分かります。
きっとこれら1つだけ満たしている状態では、甘いものを食べたい欲はコントロールできていなかったと思います。できれば全て満たすと甘いものを食べる手が確実に止まるように思えます。
でもまだきっと他に甘いものを食べたい欲を止める方法はたくさんあることでしょう。
一例として参考にしてみてください。
現在、甘いものの根絶はしていません。適度に食べています。
もともと大好きですし、全く食べないという感じで止めてしまうのはとってもストレスです。
しかし「甘いものを食べる手が止まらない!」という状態からは脱しました♪
昔と比べるとコントロールできています。前は本当に手が止まらなかったですからね(汗)
みなさんも甘いものの誘惑をコントロールできる日がくるのを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!